もう悩まない！IRIAM向けマイク設定完全解説！【マイクの選び方・接続方法】

はじめに

ライブ配信プラットフォームのIRIAMを使って高品質な配信を行うには、適切なマイク設定が不可欠です。マイクの選び方、接続方法、音声調整など、さまざまな要素を理解する必要があります。この記事では、IRIAMでの理想的なマイク設定方法について詳しく解説します。初心者から上級者まで、IRIAMユーザーの皆さんに役立つ情報が満載です。

マイクの選び方

IRIAMで良質な配信を行うためには、適切なマイクを選ぶことが重要です。マイクには大きく分けて「コンデンサー型」と「ダイナミック型」の2種類があります。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは感度が高く、細かい音までクリアに拾えるのが特徴です。声の録音に適しており、IRIAMでの配信に最適といえます。一方で雑音も拾いやすいため、静かな環境でしか使えないというデメリットもあります。

おすすめのコンデンサーマイクには、オーディオテクニカのAT2020やSAMSONのC01Uプロなどがあります。価格は1万円前後と手頃で、初心者にもおすすめです。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、雑音を拾いにくいのが大きなメリットです。家庭環境でもクリアな音声を録音できます。一方で高域の音が少し落ちてしまうため、声が少し締まりすぎるデメリットがあります。

おすすめのダイナミックマイクは、SHUREのSM58やオーディオテクニカのAT2005などです。価格は1万円弱と手頃で、初心者から上級者まで使いやすいマイクとなっています。

マイクの接続方法

次にマイクの接続方法について解説します。IRIAMではスマホ単体でも配信は可能ですが、音質が良くないのが欠点です。そこでおすすめなのが、オーディオインターフェースとマイクを組み合わせる方法です。

オーディオインターフェースの選び方

オーディオインターフェースはマイクをパソコンやスマホと接続するための機器です。おすすめの製品は、YAMAHAのAG03やScarlett Solo、AIR 192|4 Vocal Studioなどです。価格は1万円前後からと手頃な製品が多数あります。

オーディオインターフェースを使えば、以下のようなメリットがあります。

• マイクの音量調整が可能
• 直接モニタリングができる
• エフェクトをかけられる
• 複数の音源を同時に使える

接続方法

オーディオインターフェースとマイクを接続する手順は以下の通りです。

1. オーディオインターフェースとパソコン/スマホをUSBケーブルで接続
2. マイクをオーディオインターフェースの入力端子に接続
3. スマホの設定でオーディオインターフェースを選択
4. オーディオインターフェースのドライバーをインストール
5. IRIAMを起動し、マイクの音量を調整する

この方法でオーディオインターフェースを経由してマイクが使えるようになります。オーディオインターフェースによってはソフトウェアでさらに詳細な設定が可能なものもあり、オーディオ環境を自由にカスタマイズできます。

音声調整

マイクを適切に設定しただけではIRIAMでの配信は完璧とはいえません。音声調整も欠かせません。ここでは音声調整の方法について詳しく解説します。

ノイズ対策

IRIAMの配信では、ノイズが大きな問題となります。ノイズの原因は以下のようなものがあります。

• パソコンの冷却ファン音
• エアコンの音
• ハウリングノイズ

このようなノイズを低減するために、ノイズゲート機能やノイズリダクション機能を使うことをおすすめします。一定のレベル以下の音を無音化するノイズゲートや、選択した帯域のノイズを除去するスペクトラムノイズゲートなどが有効です。

音質調整

ノイズ対策と並んで重要なのが音質調整です。音質を良くするためには以下の設定を行うとよいでしょう。

• イコライザーでマイクの周波数特性を調整
• コンプレッサーで音量の振れ幅を抑える
• リバーブやディレイなどのエフェクトを使う

これらの設定を適切に組み合わせることで、臨場感のある配信音声を実現できます。オーディオインターフェースに搭載されている機能を使うのが手軽ですが、より本格的にオーディオ環境を整えたい場合はDTMソフトウェアの活用もおすすめです。

外部機器の活用

IRIAMの配信をさらに高音質で行いたい場合は、マイクやオーディオインターフェース以外の外部機器を導入すると良いでしょう。ここでは外部機器の活用方法について説明します。

ミキサー

ミキサーを使えば、マイク音声とBGM、SEなどの音源を自在にミックスできます。SHUREのSCM268や、YAMAHAのMG10Xなどがおすすめの製品です。ミキサーを使うメリットは以下の通りです。

• 複数の音源を自在にミックスできる
• 音源ごとの音量調整が可能
• 簡易的なエフェクト機能がある

ミキサーを使えば、より本格的で高音質なIRIAM配信が実現できます。一方でミキサーは操作が少し複雑になるため、慣れが必要です。

コーラスエフェクター

コーラスエフェクターを使えば、マイク音声に豊かな響きを与えることができます。特に歌配信を行う場合に効果的です。おすすめの製品は、MOG Gemini IIIやBoss VE-8です。

コーラスエフェクターのメリットは以下の通りです。

• 音声にコーラス的な重なりを与えられる
• 重厚感や広がりのある音作りができる
• 歌声に深みが出せる

配信の内容に合わせてエフェクトの設定を変えれば、様々な表現が可能になります。

まとめ

IRIAMでは適切なマイク設定が何よりも重要です。本記事ではマイクの選び方、接続方法、音声調整の方法について詳しく解説しました。また、外部機器の活用方法も紹介しました。これらの知識を活かすことで、誰でもIRIAMで高品質な配信を実現できるはずです。ユーザーの皆さん、この機会に音質にこだわったIRIAM配信に挑戦してみてはいかがでしょうか。